原作 大和和紀
連載・掲載誌 週刊少女フレンド
掲載期間 1975年7号~1977年10号
テレビアニメ放送期間 1978年6月3日~1979年3月31日
テレビアニメ放送時間 土曜日 19時00分~19時30分
放送局 テレビ朝日系列
話数 全42話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”はいからさんが通る” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
大和和紀による日本の漫画。
これを原作として製作されたアニメおよび映画、舞台の演目、テレビドラマである。
大正時代を主舞台とし、設定年代当時の様々な民間風俗や漫画連載当時のサブカルチャー(「宇宙戦艦ヤマト」、「科学忍者隊ガッチャマン」、「ロッキー・ホラー・ショー」、「ゴジラ」シリーズなど)を由来としたギャグなどを取り混ぜながら大正デモクラシー~シベリア出兵~関東大震災を駆け抜けて結ばれる一組の男女とそれをとりまく人々の恋愛模様を描くラブコメ作品。
『週刊少女フレンド』(講談社)に1975年7号から1977年10号まで連載された(本編は1977年の7号まで。8・9・10号は番外編)。
番外編を含めコミックス全8巻、文庫版全4巻が出版されている。
1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞。
2017年11月時点でシリーズ累計発行部数は1200万部を突破している。
連載中より、いくつかの他メディア化が実施・放送された。
これらの版では、放送枠や尺の関係もありストーリーが原作の結末まで描かれたことはなく特に忍のシベリア出兵後の経緯が大幅に省略されることが多い。
1978年6月3日から1979年3月31日まで、日本アニメーション製作の連続テレビアニメ版が、朝日放送(ABC)を制作局としてテレビ朝日系で放送(全42話)。
当初は1年間の放送予定であったが、モスクワオリンピックの放送枠の関係で半ば打ち切り同然の終了となり、この影響でストーリーが最後まで描かれることはなかった。
この時はアニメスタッフから原作者の大和和紀にも相談があったが、どうにもならなかったと言う。
1979年、KTVで連続ドラマ化。
キャストには宝塚歌劇団の生徒が起用されている。
1987年、南野陽子主演、東映による製作・配給で実写映画版が公開。
その後、1985年4月15日 CX系月曜ドラマランドで単発ドラマ化(約90分)、2002年1月2日には TBS系で新春特別番組として単発ドラマ化(約120分)。
あらすじ (説明はWikipediaより)
時は大正。
「はいからさん」こと花村紅緒は竹刀を握れば向かうところ敵なし、跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘。
ひょんなことから知り合ったハンサムで笑い上戸の青年将校・伊集院忍が祖父母の代からの許嫁と聞かされる。
忍に心ときめくものを感じながらも素直になれない紅緒は必死の抵抗を試みて数々の騒動を巻き起こす。
伊集院家に招かれ、花嫁修業をすることになった紅緒だったがそこでも相変わらず騒動を起こしてゆく。
しかし、やがて紅緒と忍はお互いをかけがえのない存在と思うようになるのだが、非情な運命によって引き裂かれてしまう。
登場人物 (説明はWikipediaより)
花村紅緒(はなむら べにお) 声 – 横沢啓子
主人公。
17歳→22歳。
跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘で生まれついての騒動屋。
特技は剣道で、忍とも互角に渡り合う。
自他共に認める酒乱で、懲りることを知らない。
大好物はつくね。
家事全般は苦手。
英語は得意。
際立つほどの美人ではないが、気立ての良さと芯の強さから、忍&蘭丸&青江&鬼島からも好意を寄せられる。
母親が早世し、男手一つで育てられた。
当初は忍に反感を持っていたが、後には心底愛する。
伊集院忍(いじゅういん しのぶ) 声 – 森功至
紅緒の許婚。
陸軍歩兵少尉。
普段は朗らかで優男と見られがちだが、皮肉屋で笑い上戸。
交際が広く、社交界の花形として女性に人気がある一方、高屋敷のような文人たちとのつき合いもある。
父親は伊集院伯爵の息子、母親はエリナのハーフであり、祖父母に育てられた。
両親の結婚は許されず、母親は夫と引き裂かれた後ロシア貴族に嫁ぎ、父親は自分を捨て外国で他界した。
祖母のたっての願いを断り切れず、許嫁と会うべく花村家を訪ねる途中で木から落ちてきた紅緒を助けた。
ハイカラを毛嫌いしている。
健気で可愛げもある紅緒に惹かれていく。
軍人としては気骨もあるが派手な容姿故に誤解を受けることが多い。
藤枝蘭丸(ふじえだ らんまる) 声 – 杉山佳寿子
花村家の隣に住む、紅緒より1歳下の幼馴染。
歌舞伎の女形役者で、美少年。
大人しい性格故に、お転婆な紅緒には振り回されがちであったが、小さいときから彼女に片思いしている。
彼もトラブルメーカー。
北小路環(きたこうじ たまき) 声 – 吉田理保子
紅緒と同じ女学校に通う親友。
華族出身で忍の幼馴染。
成績優秀で美人。
進歩的な思想を持ち、女性解放運動に傾倒している。
密かに思いを寄せる忍と紅緒の関係を知らずにそれぞれと仲良くしていたが、二人が許嫁と知って激しく動揺する。
忍の気持ちを知ると身を引いた。
女学校卒業後は新聞社の婦人記者となり、モダンガールを地で行く。
冗談社に入った紅緒と再会し、公私にわたって仲良く付き合う。
後に鬼島と出会い、育ちの違いから反発しながらも次第に惹かれて行く。
花村(はなむら) 声 – 永井一郎
紅緒の父親。
陸軍少佐で忍の上官。
旗本の子孫。
妻に先立たれてからは男手一つで紅緒を育ててきた。
娘の真っ直ぐな思いを認める良き父親である。
堅物故に妻の亡き後は独り身を通していたのだが、吉次に一目惚れする。
酒乱の気がある。
ばあや 声 – 鈴木れい子
花村家の家事を取り仕切る老婆。
アニメ版および映画版での役名は「あごなしばあや」。
いまだに島田髷を結っており、肥満体で顎がなく目も星印であることが多い。
紅緒の素行には手を焼いており、如月とは意気投合していた。
伊集院伯爵 声 – 宮内幸平
忍の祖父。
ハゲ頭にヒゲ、頭の固い頑固者。
時代錯誤な言動と行動で騒動を起こすご老体。
薩摩藩藩士で明治維新の頃は倒幕のために戦っていた。
紅緒に当初は嫌悪感を隠さず、事あるごとに衝突していたが、その感情が妻への愛の証である事がわかり和解する。
素直に認めていないが、紅緒の真っ直ぐな性格を気に入っている。
伊集院伯爵夫人 声 – 峰あつ子
忍の祖母で公家出身。
紅緒の祖父と恋に落ちるが、明治維新で敵味方に分かれたため、「いつか2つの血をひとつにしよう」と誓い合って別れる。
おっとりした雰囲気の穏やかな老婦人。
息子同然の忍を溺愛、紅緒のことも気に入っていた。
如月(きさらぎ) 声 – 山田礼子
伊集院家の奥女中。
伊集院家にやってきた紅緒のがさつな態度にあきれ、厳しい花嫁修業を施そうとする。
後に紅緒の理解者となり、忍の戦死後、他の使用人たちが暇を出される中、一人残って紅緒とともに伊集院家を支え続ける。
牛五郎(うしごろう) 声 – 増岡弘
金魚の刺青と怪力が自慢の人力車引き。
駆落ち中の紅緒たちに絡むが、叩きのめされて子分を志願する。
紅緒を「親分」と呼び、女だとは思っていない。
伊集院家にも押しかけで出入りするようになり、紅緒を支える。
天丸&地丸(てんまる、ちまる)
忍の愛犬。
天丸が無垢で地丸が黒と白。
忍&紅緒、さらにミハイロフ侯爵にも懐いている。
サーシャ・ミハイロフ侯爵 声 – 森功至
ロシアの貴族。
父親がロシア人貴族な、忍の異父兄弟。
ロシア革命の後、革命軍の追跡を逃れ妻のラリサとともに日本に亡命してきた。
容貌は忍とうり二つ。
紅緒に対して思わせぶりな発言をしつつ、なにかと助力していた。
後に自ら正体を明かす。
ラリサ 声 – 小山まみ
ミハイロフ侯爵の妻で、ロシア革命を逃れて日本に亡命してきた。
重大な秘密を隠しており、夫に近づく紅緒を快く思わない。
結核に罹っており、死期が近い。
青江冬星(あおえ とうせい) 声 – 井上真樹夫
社長兼「冗談倶楽部」編集長。
美男子。
母は遊び好きの浪費家で、妊娠中に夫と別れ、銀行家に嫁いでいる。
そのことから極度の女性アレルギーになった。
唯一女性を感じさせない紅緒に恋心を抱くが、紅緒の心の中から忍が消えない限り土足で踏み込むような真似はしない。
合併騒ぎで会社経営が傾いた際には紅緒たちの奮闘で凌いだものの、後に伊集院家を救うために信念を曲げる。
鬼島森吾(おにじま しんご) 声 – 安原義人
忍が歩兵第14連隊へ転属になったときの部下。
隻眼で左の頬には十字傷のある強面。
階級は軍曹。
彼を中心とした小隊は「兵隊やくざ」として鼻つまみ者となっていた。
当初はエリート将校である忍に対し反感を持っていたが、彼のさばけた性格と外見に似合わぬ男気が気に入り親しくなった。
印念(いんねん) 声 – 肝付兼太
陸軍中佐で、花村や忍の上官。
尊大かつ陰険で私怨を忘れない性格。
酒場で酒乱の紅緒と喧嘩になり、その怨恨から忍を戦地に追いやるため小倉連隊への左遷を働きかけた。
花乃屋吉次(はなのや きちじ) 声 – 増山江威子
柳橋の芸者で、やくざ者をも一喝して退ける気丈な美女。
忍の戦友の内縁の妻だったが、夫が第一次世界大戦で戦死し、自殺を図ったところを忍に救われる。
忍に好意を寄せていたが、紅緒と知り合い早くから彼女のよき理解者となる。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 はいからさんが通る
【作詞】 中里綴
【作曲】 関田昇介
【編曲】 山口ますひろ
【歌】 関田昇介
【エンディング】
【曲名】 ごきげんいかが? 紅緒です
【作詞】 中里綴
【作曲】 関田昇介
【編曲】 山口ますひろ
【歌】 関田昇介
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